山形コミュニティ新聞WEB版

編集長インタビュー

俳優・タレント 渡辺 裕太さん

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渡辺 裕太(わたなべ・ゆうた)1989年(平成元年)、俳優でタレントの故・渡辺徹さんと歌手でタレントの榊原郁恵さん夫婦の長男として東京都で生まれる。幼稚園から高校までを和光学園で過ごし、武蔵野大学人間科学部社会福祉学科に進む。高校時代まで「芸能界に興味がなかった」が、大学で受けた演劇の授業をきっかけに俳優業に興味を持つようになり、在学中に明治座アカデミーの12期生となる。2010年に舞台初出演。12年に劇団マチダックスを立ち上げ、舞台公演のほかタレント活動を始める。14年から日本テレビ「news every.」の中継コーナー、16年から同「所さんの目がテン!」の実験プレゼンターとしてともにレギュラー出演している。野菜ソムリエの資格を持つ34歳。

山形で朗読劇「続・家庭内文通」
  渡辺家の今の姿を観て欲しい

――嬉しいことに「山形が大好き」だそうで。

家族で山形ファン

 「去年からテレビ岩手さんの情報番組でMCの仕事をさせてもらったり、仕事で全国をまわったりしていますが、山形、好きなんですよ。風景だったり、食べ物だったり、人の温かさだったり…。すべてがドンピシャで(笑)」
 「そもそも両親が山形にハマったみたいで、ボクの高校時代まで家族旅行といえば海外でしたが、大学からはもっぱら山形。年末年始は毎年、上山温泉の『古窯』さんに泊まり、まったりと山形を満喫するのが渡辺家のルーティンでしたね」
――へ~え。
 「2014年から『news every.』で月1回、山形からのリポートを担当しているほか、地元YBCさんの『ピヨ卵』にも月1回ペースで出させてもらうようになって。山形とは切っても切れない縁ができてしまいました(笑)」
――で、きたる11月18日に山形市蔵王松ケ丘の東ソーアリーナで。

突然だった父親の死

 「昨年11月に亡くなった父(渡辺徹さん)の追悼公演として、母(榊原郁恵さん)と2人で朗読劇『続・家庭内文通』を上演します。21年に父の芸能生活40周年と還暦の節目を記念して親子3人が初共演した『家庭内文通』の続編になります」
 「ありふれた家族の日常をテーマにした『家庭内文通』が好評で、地方公演の準備を進めていた矢先、父が亡くなってしまって…」
――享年61。早すぎるよねえ。
 「でも、やりきった人生だったと思いますよ。舞台、ドラマ、バラエティーと多岐にわたって活躍し、皆さんから親しまれて」

山形公演は優先的に

 「それで父の死後、公演は中止する選択肢も当然ありましたが、父の遺志を継いで上映会だけでもという話になり、どうせなら続編もやろうという結論になって」
 「東京や父の出身の茨城に加え、家族の思いが詰まった山形ももちろん優先して公演先に選ばせてもらいました」
――チケットの予約状況は今のところ?
 「もうすこし勢いが欲しいところですかね」
――昭和30年代生まれのボクらの世代は、郁恵ちゃんを生で見れるなんて大興奮だけど(苦笑)
 「当日は前回の『家庭内文通』の上映会やアフタートークも予定してます。父も前回の配信映像を活かして登場するのでお楽しみに」

「彼女募集中です」

――彼女とかっているんだっけ?
 「いません」
――募集中って載せる?
 「いいんですか(笑)」

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