2020年中華そば支出金額 山形市、8年連続全国トップ/総務省統計 1万4473円

2021年4月9日
 2020年の山形市の中華そば(ラーメン)支出金額が全国の県庁所在地と政令指定都市の中で1位だったことが、総務省が3月にまとめた家計調査で分かった。全国トップは8年連続で、コロナ禍にあっても「ラーメン王国・山形」の地位は揺るぎがない。
2020年中華そば支出金額 山形市、8年連続全国トップ/総務省統計 1万4473円

 総務省の家計調査は47都道府県庁と5政令指定の計52市を対象に、品目ごとに1世帯(2人以上)当たりの支出金額を算出し、3年間平均でまとめている。
 それによれば、山形市の2018~20年の中華そば支出金額は1万4473円で52市中1位。2位の新潟市の1万1991円、3位の福島市の9855円を大きく引き離し、全国平均の6447円の2倍以上にのぼる(上表参照)
 過去の同調査でも、山形市は12年こそ2位でトップの座を福島市に譲ったものの、それ以前は9年連続でトップ。12年の苦い経験を教訓に、13年以降は圧巻の〝強さ〟を全国に見せつけている。