サンピュアを拡張/ジェイエイてんどうフーズ

2019年2月22日
 天童市農業協同組合が100%出資するジェイエイてんどうフーズ(天童市、森谷浩行社長)は、鍬ノ町で営業する産直施設「サンピュア」の売り場面積を拡張し、4月にリニューアルオープンする。店舗拡張により売上高を現在の年間3億9000万円から5億2000万円に引き上げる計画だ。
サンピュアを拡張/ジェイエイてんどうフーズ

 サンピュアは不動産業のヤマコー(山形市)が整備した「ゆとりプラザヤマコー」内で2000年に開業した。売り場面積は約330平方メートルで、天童市農協管内の生産者が作った野菜や果実、ラ・フランスの加工品、ジェラートアイスな どを販売している。
 店舗拡張は、同じゆとりプラザ内の書籍店・八文字屋(山形市)が昨年末にCD売り場を廃止したため、空いた460平方メートルのスペースを活用する。面積は約2・5倍になり、リンゴの生ジュースや「スーパー ラ・フランス」のソフトクリーム、天童牛ラーメンなど飲食の充実を図る計画という。
 オープンは天童市最大のイベント「人間将棋」が4月20日に開催されるのにあわせて前日の19日を予定している。