<荒井幸博のシネマつれづれ> ReLIFE リライフ

2017年4月14日
リライフで高校生活をいま一度!

 海崎新太(中川大志)は大学院卒業後に就職した会社を5カ月で辞め、27歳にもなってニート生活を送っている。

 そんなある日、新太の前に「リライフ研究所」の夜明了(千葉雄大)が現れ、見た目が10歳若返る薬を飲んで1年だけ高校生活を送るという実験を持ちかける。半ば自暴自棄になっていた海崎は承諾し、2度目の高校生活に飛び込むのだった。
 個性豊かなクラスメイトたちと青春を謳歌し、実際には10歳下の日代千鶴(平祐奈)と恋に落ちる新太だったが、1年たてば大切な仲間と別れ、自分との記憶も無くなってしまうことに苦しみ始める――。

<荒井幸博のシネマつれづれ> ReLIFE リライフ

 主演の中川さんと平さんはともに18歳。中川さんは「10歳上の男が演じる高校生役という設定が難しかった。かなり工夫して演じたので、その辺りに着目して欲しいです」とPR。
 平さんは「笑うのが苦手の千鶴の〝ニタリ笑い〟は鏡とにらめっこしながら練習しました」とニッコリ。
 中川さんと平さんの共演は「青鬼ver2.0」「きょうのキラ君」に続き3度目。互いの成長を肌で感じながら切磋琢磨できる羨ましい関係で、特に中川さんの卒業式後に友人に思いのたけを語る場面では、見ているこちらも思わず涙を誘われる名演。

 クラスメイト役で脇を支える高杉真宙は「PとJK」 「トリガール!」「散歩する侵略者」、千葉雄大も「Bros.マックスマン」「暗黒女子」「帝一の國」「 兄に愛されすぎて困ってます」と、それぞれ出演作が続く。
 映画界期待の若手俳優たちが高校生活を送るロケ地はお隣の仙台市、名取市で撮影されているので、そちらにも注目することをお忘れなく。

 個人的な話で恐縮ですが、7月に高校、9月に中学の学年同窓会を控えている不肖・荒井。それぞれ〝リライフ〟してから臨みたいと思ったりもするのでした。


<荒井幸博のシネマつれづれ> ReLIFE リライフ
荒井幸博(あらい・ゆきひろ)

1957年、山形市生まれ。シネマパーソナリティーとして多くのメディアで活躍、映画ファンのすそ野拡大に奮闘中。現在FM山形で「荒井幸博のシネマアライヴ」(金曜夜15時)を担当。