<Myサークル>源氏物語を読み通す会

2008年5月9日
 その名の通り、昨年12月に7年がかりで源氏物語54帖すべてを読破した。読み終わった今でも物語の余韻から抜け出せず、読み直したり、「源氏物語」の世界について話し合ったりしている。
<Myサークル>源氏物語を読み通す会
 会を結成したきっかけは2000年、江南公民館が源氏物語の講座を開催したのがきっかけ。講座が終わった後も物語の時代背景、1000年間読み続けられた魅力を探求しようと、月3回のペースで集まるようになったとか。
 メンバーは戦争により満足に学べず、好きな本も手に入らなかった人や、高校時代に「いづれの御時にか、女御・更衣あまた候ひ給ひける中に……」という有名な冒頭くらいしか学ばなかった人など様々。だが源氏物語に対する熱い思いは共通しているという。
<Myサークル>源氏物語を読み通す会
 「瀬戸内寂聴さんによれば源氏物語の主題は光源氏の恋の遍歴だとおっしゃるけど、私たちの読後感は光源氏は話を廻す狂言師の役割に過ぎず、紫式部は女の悲しみを強く伝えたかったんだと思う」というのはメンバーの近野純子さん。
 他のメンバーも「感情、色彩などすべてが現代にも通じるリアリティーさが魅力」「源氏物語には終わりがない」と7年使った原文のテキストを手に語ってくれた。