《おしえて!編集長》 迫る県知事選

2009年1月9日
 任期満了に伴う山形県知事選(1月8日告示、25日投開票)が迫ってきました。これまで選挙にはあまり関心がなかった私ですが、「やまコミ」の社員としては知事選関連のこと、取材しなきゃ。
《おしえて!編集長》 迫る県知事選

再選を目指す現職の斎藤弘氏と、新顔で元県教育委員の吉村美栄子氏が激突するんですよね。どっちが勝つんですか?

下馬評は“接戦”

 「知らんよ、俺だってシャカリ気になって知事選を取材してるわけじゃないんだし、新聞社にいたけど経済畑だったからもともと政治問題は疎いし…。ただマスコミの報道とか巷(ちまた)の見方によれば、接戦になりそうなことは間違いないみたいだ」

衆院選の前哨戦に

 「斎藤氏は『県民党』、吉村氏は『超党派』を掲げ、どっちも政党色を薄めてるけど、基本的には自民党が斎藤氏を支援し、民主、社民、共産の各党が吉村氏を推す構図だ。多少のネジれはあるけど、国政レベルで最大の焦点になってる衆議院選挙の前哨戦と位置づけられる」

支援政党の図式はわかりましたけど、問題はそれぞれの政策じゃないんですか?

4年前の知事選が淵源

 「本来はそうなんだけどね。それぞれの政策に関してはマスコミでこと細かに報道されてるし、ここで紹介する材料もスペースもないんだけど、やっぱり今回の知事選の淵源(えんげん)は4年前の知事選にあるってことは多くの人が感じてるみたいだ」

《おしえて!編集長》 迫る県知事選

当時、票差は4477

 「現職で4選を目指した高橋和雄氏を無名の新人だった斎藤氏が僅差で制したのが4年前の知事選。どっちも27万票台を獲得したんだけど、明暗を分けた票差なんてわずか4477だぜ」

前知事派が吉村氏支援

 「これが高橋氏本人や支援者には悔しかったんだろうな。その後、知事に就任して高橋県政をことごとく否定する斎藤氏への反感もあり、今回の知事選では高橋氏を支援してきたグループが吉村氏を推す側に回ってる」
 
吉村氏陣営「冷たい県政」

 「斎藤氏陣営の『旧体制のリベンジ』という批判に対し、吉村氏陣営は『冷たい県政から温かい県政へのチェンジ』を訴えてる。確かに改革というか、高橋県政の否定を急ぐあまり、斎藤氏が各方面に反対派を作ってしまった面はある」

普通、市長とか知事とかの首長選挙って2期目が最も強いとか言われますけどね。

山形の難しさ

 「対立候補が立たないケースも多いんだけどね。だから今回の事態を招いた原因は斎藤氏自身にもある。「モンテディオ山形」から「月山山形」への名称変更案でミソつけた県スポーツ振興21世紀協会の海保宣生理事長もそうだけど、俺的には気持ちは分かるんだ」
 「要は東京で仕事してた連中は山形のおかしさ〜良さの裏返しなんだけど〜に愕然として、暴走気味になっちゃうんだろうな」

編集長も社内で説明責任を果たしてないっていうか、朝令暮改ですもんね(苦笑)