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編集長インタビュー

カトーコーポレーション 社長 加藤 洋三 氏

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加藤 洋三(かとう・ようぞう) 1964年(昭和39年)上山市生まれ。山形南高から岩手大学農学部に進み、86年に同大卒業後、家業(加登屋、現在のカトーコーポレーション)の取引先だった清和肥料工業(大阪市)に就職。89年加登屋入社。96年「農家の店トマト高畠店」店長、2006年専務を経て今年4月から現職。46歳。

カトーコーポレーション 社長 加藤 洋三 氏

食の安全・安心にこだわり
   地元の農業を元気にしたい——


——なりたての社長さんなんですね。
 
ヤミ米屋がルーツ

 「この会社はもとは戦後間もない時期に俺のじっちゃんが始めたヤミ米屋です。(会社沿革を見やりながら)そのあたりはここに…。あっ、さすがにヤミ米屋とは書いてねえな、アハハハ」
 「でも俺は恥ずかしいとは思わねのよ。昔のこと覚えてる人は『当時は助けてもらった』って今でも感謝してくれるし、ヤミ米を扱うようになって農家とのつながりができて、それが今につながってるわけだし」
 「親父の代になって農家向けの肥料や農薬、農機具なんかを幅広く扱うようになった。社名を今風に変えたり、農業関連資材のスーパー『農家の店トマト』を始めたり。その親父が70歳になったのを潮に一線から退き、後はお前がやれって」

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