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野草園(山形市) サクラソウが見ごろ/紅紫色の花、可愛らしく

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 西蔵王高原にある山形市野草園でサクラソウが見ごろを迎え、紅紫色の可愛らしい花が訪れる人の目を楽しませている。

 サクラソウは山地の湿り気の多いところに生える多年草で、サクラに似た花を咲かせることから江戸時代から春の代表的な草花として親しまれてきた。同園での開花は例年より1週間ほど早いという。
 好天に恵まれた4日には約1000人が来園、サクラソウやシラネアオイ、クマガイソウ、カッコソウなどに見入っていた。家族4人で市内から訪れた楯泰和さん(51)は「天気がいいので森林浴を楽しみに来ました。どの花もキレイですね」とニッコリ。
 5月中旬から6月上旬にかけてはクリンソウやヒメサユリなどが見ごろを迎える。土日祝日は午前10時半と午後1時半から1日2回、約1時間のガイドウォーキングを開催。参加費無料。
 6月1日~8月31日は園内の自然学習センターで日本植物学の父とされる牧野富太郎博士に関するパネル展を開催。問い合わせは023-634-4120。

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