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あなたの目 健康ですか?

アイフレイル

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 アイフレイルとは、加齢によって目が衰えたところに様々なストレスが加わることによって目の機能が低下した状態のことをいいます。

健康寿命にも影響

 人生100年時代。歳を重ねるにつれて体の様々な機能が低下することで健康障害に陥りやすい状態のことをフレイルと呼び、〝健康な状態〟と〝介護が必要な状態〟の中間の状態とされています。
 この概念を目に置き換えたのがアイフレイルで、アイフレイルになると認知機能の低下や鬱(うつ)、外出や社会参加の減少など日常生活に支障が生じ、健康寿命の短縮にもつながってしまいます。

強度近視に要注意

 ドライアイの治療ですが、まずは涙の安定性の低下が目の表面のどの部分から起こっているかを診断します。
 涙の表面にあり、蒸発を抑えている油の層に異常があるのか、あるいは涙の量そのものに異常があるのか、はたまた目の表面の細胞に異常があるのか、などを調べます。
 そのうえで異常のある部分そのものの治療を行います。涙の層別診断そして層別治療が現在のドライアイ治療の主になっています。

少ない「普段から努力」

 日本眼科啓発会議(東京)が40代以上を対象に調べたところ、「目(視覚)に関することで不自由を感じている」人の割合は47.7%に達していたのに対し、「普段から(目の)健康維持に努めている」人の割合は26.1%にとどまっていることが分かりました。

眼科医に相談を

 アイフレイルをそのまま放置しておくと体全体のフレイルにつながってしまいます。
 40歳を過ぎて、少しでも目の不自由を感じた時は近くの眼科医に相談しましょう。

金井たかはし眼科 院長

高橋 義徳(たかはし よしのり)

1990年(平成2年)山形大学医学部卒業後、同大学眼科講師、ウプサラ大学留学を経て2007年10月に金井たかはし眼科を開院。日本眼科学会専門医。山形県眼科医会理事。

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