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あなたの目 健康ですか?

ドライアイ

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 日に日に寒さが増し、暖房器具を使うようになると、症状が強くなるのがドライアイです

涙の安定性低下が原因

 ドライアイは涙の安定性が低下することで生じる目のトラブルで、症状は「目が乾く」「目がゴロゴロする」「目が疲れやすい」など様々です。
 涙の安定性が低下する原因には免疫疾患や涙液分泌量の減少などが挙げられますが、周囲の環境による影響もあります。
 代表的なのはエアコン、パソコン、コンタクトレンズで、これら「3つのコン」はドライアイを助長する要因としてつとに知られます。

治療は原因究明から

 ドライアイの治療ですが、まずは涙の安定性の低下が目の表面のどの部分から起こっているかを診断します。
 涙の表面にあり、蒸発を抑えている油の層に異常があるのか、あるいは涙の量そのものに異常があるのか、はたまた目の表面の細胞に異常があるのか、などを調べます。
 そのうえで異常のある部分そのものの治療を行います。涙の層別診断そして層別治療が現在のドライアイ治療の主になっています。

点眼薬投与が基本

 こうした治療が可能になったのは、世界に先駆けて日本で涙を増やす点眼が処方できるようになったからです。
 2010年にジクアホソルナトリウム点眼、翌2011年にレバミピド点眼と現在2種類の涙を増やす点眼が使われています。これまでの点眼は涙液の補充、保水を図っていましたが、持続時間も短く、効果が不十分なこともありました。

専門医の受診を

 現在は涙を増やす点眼による治療が可能になっていますので、ドライアイの症状が気になる方は眼科専門医を受診してください。

金井たかはし眼科 院長

高橋 義徳(たかはし よしのり)

1990年(平成2年)山形大学医学部卒業後、同大学眼科講師、ウプサラ大学留学を経て2007年10月に金井たかはし眼科を開院。日本眼科学会専門医。山形県眼科医会理事。

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