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花粉症初期療法

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 今年は全国的に暖冬傾向で、県内でも雪が降らない日が続いています。ただ好事魔多し。暖冬で少雪ということは、スギ花粉の飛散が早まることが予想されます。

今年の飛散は早め

 民間気象情報会社のウェザーニューズが18日に発表した今年の花粉の飛散予想によると、暖冬で全国的に開始時期は平年より早まるとか。

 1月下旬には九州や中国、東海、関東の一部、2月上旬には西日本と東日本の太平洋側、2月中旬には北陸や東北南部、下旬から3月上旬に東北北部でも始まるとみています。

1月下旬~2月上旬に

 ということは、今年は花粉症対策の「初期療法」も早めに済ませた方がよさそうです。

 ご存知のように初期療法は花粉飛散予測日の2週前、または症状が少しでも現れた時点で抗アレルギー点眼薬の投与を開始する治療です。初期療法のメリットは花粉飛散期の症状を軽くすることと症状発現の期間を短くすることです。

 県内での初期療法開始の目安はバレンタインデー前後でしたが、今年は1月下旬から2月上旬がお勧めでしょうか。

点眼薬、種類も豊富に

 抗アレルギー点眼薬も内服薬と同様にいくつかの種類の薬があります。それぞれ作用機序が異なりますので、これまで効果が十分ではなかった場合には薬を切り替えたり、ステロイド点眼薬を併用する方法も。
 お薬手帳やカルテにある処方歴が参考になりますので主治医に申し出てください。

シーズンをより快適に

 マスクやうがい、洗顔、花粉症用眼鏡などによるセルフケアも重要ですが、初期療法を取り入れればより快適に花粉症シーズンを乗り切ることができるでしょう。

金井たかはし眼科 院長

高橋 義徳(たかはし よしのり)

1990年(平成2年)山形大学医学部卒業後、同大学眼科講師、ウプサラ大学留学を経て2007年10月に金井たかはし眼科を開院。日本眼科学会専門医。山形県眼科医会理事。

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