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かっぱ寿司 上半期に県内3店/東根・酒田・山形 2年弱で6店に

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 回転ずし店「かっぱ寿司」を全国展開しているカッパ・クリエイト(さいたま市)は、今年上半期に県内で3店を新規オープンする。3月に東根市、5月に酒田市、6月に山形市の順。 回転ずし業界最大手の同社は今期、東北地方と中国地方を中心に積極出店する方針を決めており、県内の3店もこの一環。同社の県内進出は2006年11月の寒河江店が第1号で、07年オープンの天童店と南陽店を合わせ、2年足らずの期間で一挙に6店を構えることになる。

かっぱ寿司 上半期に県内3店/東根・酒田・山形 2年弱で6店に

 詳しい出店場所は東根市が一本木地区、酒田市が東両羽町、山形市は開発が進む嶋地区。店舗は3400〜3600平方メートルの敷地内に建設、座席数は198を確保する。いずれも注文はタッチパネルで行い、注文があったすしを高速で運ぶ「新幹線レーン」を導入した最新型の店舗にする。
 同社が東北と中国を中心に出店攻勢に転じたのは昨年から。1皿すべて105円という明朗会計を武器に03年に東証一部上場を果たした同社だが、急激な成長に人材育成などが追いつかず、2006年5月期には大幅赤字を計上した。その後、牛丼チェーン「すき家」を展開するゼンショー(東京都港区)のグループに入り、資金繰りにも余裕ができたことが積極出店の背景になっている。現時点での全国店舗数は301。
 ゼンショーとのグループ入りを巡っては、事前に情報を得たNHKの記者ら3人のインサイダー取引疑惑が問題になっている。
 県内の回転ずし業界では12店を有する「栄助寿し」(新潟県新発田市)、8店の「平禄寿司」(仙台市)などが上位のシェアを占めていたが、全国最大手の同社による店舗網拡大で顧客争奪戦が過熱化する見通しだ。

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