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編集長インタビュー

医療法人社団 小松医院(山形市長町)理事長 小松 信明 氏

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小松 信明(こまつ・のぶあき)1936年(昭和11年)山形県生まれ。寒河江高校から東京慈恵会医科大学に進み、精神科医の故近藤章久氏に師事。63年に同大卒後、県立福島医科大学精神科勤務などを経て70年に山形市内で医療法人社団小松医院を設立、現在に至る。11月に太陽出版から「心の病の診察室〜あなたの愛が子どもを救う〜」を上梓。72歳。

医療法人社団 小松医院(山形市長町)理事長 小松 信明 氏

心の病の治療 じっくり時間をかけて
 
 ——刊行された本のサブタイトルが「あなたの愛が子どもを救う」。
 
重要な母親との関係

 「全国でも、ここ山形でも目に見えない心の病で苦しむ人が急激に増えています。うつ、パニック障害、拒食症や過食症、リストカット、不登校、ひきこもり…。個人が孤立しがちな現代社会の弊害という見方もできますが、心の病の多くは幼少期の生育環境、特に母親との関係が需要だという精神分析療法の考えを基本にしています」

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