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県護国神社 ウサギの大絵馬がお目見え/芸工大生が考案

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 同神社では、若者の感覚で干支を表現してもらおうと2019年から東北芸術工科大学にデザインを依頼している。今回は美術科日本画コースで学ぶ8人が制作した原画から、職員による投票で3年の飯村拓生(ひろき)さん(22)の作品を採用した。
 今月12日に奉納された絵馬は縦1.5メートル、幅3.3メートルで、満開の桜を背景に、強い〝目力〟が印象的な白ウサギがちょこんと座っている。
 昨年に続く挑戦だったという飯村さんは「かわいい中にも生命力が感じられるように目の描写には特に力を入れた。入学してからずっとコロナが続いており、早く穏やかな日常が戻って欲しい」と話す。選考に当たった同神社権禰宜(ごんねぎ)の千葉賢一さん(45)は「作品は甲乙つけがたく、選ぶのに苦労した」という。
 同神社では原画をあしらった一般向けの絵馬(1000円)としても頒布する。

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