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三澤商事(山形市)端午の節句に向け 五月人形商戦に力こぶ

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 男児の健やかな成長を願う5月5日の端午の節句に向け、県内では五月人形商戦が熱を帯びてきた。山形市流通センターの三澤商事の展示場にはきらびやかな商品がズラリと並び、家族連れらで連日にぎわっている。

 端午の節句のルーツは中国の厄除け行事とされ、日本では江戸幕府が5日5日を式日と定めたことで武家社会を中心に流行。当時、将軍家が男子誕生の際に飾った馬印(うまじるし)や幟(のぼり)が兜や鎧、五月人形、鯉のぼりへと形を変えて今日に至るという。

 昨今は現在の住宅事情などを反映してか年々コンパクト化が進んでいるようで、兜は25センチ四方の台座に収まるものもあれば、鯉のぼりは高さが1メートル程で窓ガラスに吸盤でセットできるものも全国的に人気とか。

 三澤英昭社長は「店内の商品は〝高潔男児〟をコンセプトに全国から買い付けており、素材や工法にもこだわった商品ばかり」と胸を張る。

 商戦のピークは今月中~下旬。豊富な中から選べるよう、同社では早めの来店を呼びかけている。問い合わせは023-633-2225。

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