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編集長インタビュー

山大医学部附属病院 検査・感染制御部 部長 森兼 啓太さん

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森兼 啓太(もりかね・けいた) 1965年(昭和40年)神戸市生まれ。灘高から東大医学部に進み、卒業後、同付属病院や関連病院で外科医として勤務。2003年に国立感染症研究所に移り感染管理の専門に転じ、米疾病制御予防センター客員研究員などを経て09年に山大医学部付属病院検査・感染制御部副部長、10年から同部部長。09年に新型インフルエンザが世界的に流行した際は当時の舛添要一厚労大臣の私的アドバイザーとして対策行動計画の策定にも携わった。日本環境感染学会評議員、日本外科感染症学会理事も務める。55歳。

新型コロナウイルスは新たな敵
  流行速度をどう遅らせるかが鍵

――新型コロナウイルスの感染者が県内でも増加していますが。

過度に不安がらずに

 「最初の感染者が3月31日に米沢市で報告され、現在(4月7日時点)までに19人ですか…。一般的には『県内でも感染が一気に広がった』と受け止められがちですが、全員検査していない以上、そもそも3月31日まで本当に感染者がゼロだったのかどうか」
 「感染しても重症化せず、普通に日常生活を送る中で自然に治癒していたという人もいたかもしれない。私はその可能性が高いと考えていますので、なにか事態が急変したような受け止め方には違和感があります」
――過度に不安を募らせる必要はないと。

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