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編集長インタビュー

菅野農園(長井市) 百姓 菅野 芳秀さん

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菅野 芳秀(かんの・よしひで)1949年(昭和24年)、農家の次男として長井市で生まれる。長井高から明大農学部に進み、新聞販売店で住み込みで働きながら学費と生活費を稼ぐ一方、成田空港建設に反対する三里塚闘争に参加し、投獄生活も経験。73年大学を卒業後、75年に帰郷して実家の農家を継ぐ。これまでの50年の間、国の減反政策に反対し集落から孤立したり、農薬の空中散布にストップをかけたり、長井市で循環型社会の形成を目指す「レインボープラン」を提唱したりと八面六臂の活躍。著書も多数。今年3月30日、全国から多数の農家を集め、農業の持続に向けた理解を求める大規模なデモ活動「令和の百姓一揆」を主宰して全国から注目された。75歳。

洪水のように離農とまらず
  放置すれば米高騰、食料危機に

――名刺の肩書が「百姓」になってますが…。

 「だって百姓だもん」

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