山形コミュニティ新聞WEB版

地域ニュース

県外大手進学塾 山形市周辺に相次ぎ進出/今年1年 一挙に7校

Share!

 今年に入り、県外の大手進学塾が続々と山形市周辺に進出している。3月のベスト個別学院(郡山市)を皮切りに6月には練成会グループ(札幌市)が続き、11月には東証1部に上場する秀英予備校(静岡市)が進出する。いずれも山形の教育熱の高さを進出の理由に挙げているが、少子化傾向は全国と共通しており、今後、既存の進学塾を巻き込んだ競争が激化しそうだ。

県外大手進学塾 山形市周辺に相次ぎ進出/今年1年 一挙に7校

 3社はいずれも小・中・高校生を対象にした学習塾を展開している。先鞭をつけたのはベスト個別学院で3月末に吉原2に山形南教室、6月末に久保田1に久保田教室を開校した。同社は福島県を中心に31校を展開しているが、震災を契機に県外への進出も図っており、今年は宮城でも3校をオープンさせている。

県外大手進学塾 山形市周辺に相次ぎ進出/今年1年 一挙に7校

 練成会グループは6月、寿町に山形本校、本町2に山形駅前校、銅町2に銅町校、天童市東本町1に天童駅前校、同北目2に北目校の一挙5校を同時オープンした。同グループは北海道で200校を超す教室を持つ道内最大手。1998年に仙台に進出した経緯があるが現在は撤退しており、道外進出は事実上、今回の山形が初めて。

県外大手進学塾 山形市周辺に相次ぎ進出/今年1年 一挙に7校

 秀英予備校は11月5日に香澄町2、桜田東2、小白川1で3校を同時オープン、来年春にも天童市を含む数カ所で開校を予定している。同社は静岡県を中心に全国で約250校を展開、東北では宮城と福島に進出しているが、山形は初。
 県外大手の県内進出は東北大進学会の名称で1985年に開校した進学会(札幌市)が草分けとされる。その後、仙台進学プラザ(仙台市)が2001年に進出して以降、県外勢の目立った動きはなかった。
 矢野経済研究所(東京)の調べでは、12年度の学習塾・予備校の市場規模は約9380億円。少子化を反映して市場は飽和状態とみられており、大手学習塾は都市部に置いていた軸足を地方にシフトする傾向にあるという。

記事閲覧ランキング

  • 24時間
  • 週間