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カミン(上山市)のウエル 13年の歴史に幕/3月末 競合店に押され

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 上山市のショッピングプラザ「カミン」の食品スーパー「生鮮館ウエル」が3月末で閉店する。ウエルは経営破たんしたみつますを引き継いで2003年から営業を続けてきたが、直近は相次いで進出してくる食品スーパーや大型商業施設に客足を奪われ、これ以上の営業継続は不可能と判断、13年の歴史に幕を下ろす。

カミン(上山市)のウエル 13年の歴史に幕/3月末 競合店に押され

 同店の遠藤和敏社長が明らかにした。営業は3月31日を最後とし、社員5人とパート22人は解雇する。
 遠藤社長はみつますの元営業本部長で、みつます倒産により核テナントを失ったカミンに請われて同僚だった5人でウエルを立ち上げた経歴の持ち主。上山市はひところ市民1人当たりの売場面積が県内13市で最低で、当初はウエルも存在感を発揮し、高齢者を中心に支持を集めていた。
 だが12年にヨークベニマル上山店、15年には大型商業施設コストコが相次ぎオープン。以後は売り上げが伸び悩み、4月のおーばん開業を前に「取引先などに迷惑をかけない段階で閉店を決めた」という。
 カミンは1996年に誕生した官民複合型施設。5階建てで1~2階が商業施設、3~4階が駐車場、5階が市立図書館。集客の要だったウエルの撤退で後継のテナント探しに追われることになりそうだ。

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