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三澤商事(山形市)端午の節句に向け 早くも五月人形商戦

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 男児の健康と成長を願う5月5日の端午の節句に向け、県内で五月人形商戦が本格化している。

 住宅設備機器のほか家具や人形を扱う三澤商事(山形市)では、約350平方メートルの売り場にきらびやかな鎧や兜、武者人形、鯉のぼりなどが所狭しと展示。週末ともなれば遠方から訪れる家族連れも多い。
 昨今は、住宅事情などからシーズンが過ぎれば飾り台の中に収納できるタイプやガラスケースに入った小型タイプ、また鯉のぼりは室内でも風にそよぐ姿のレプリカが人気とか。
 その一方で、戦国武者の前立てを模して金箔やひすいを使った着用可能な兜や、有名伝統工芸士による高さ約1メートルの大鎧(180万円!)などにも需要があるという。
 三澤英昭社長は、「商品は〝高潔男児〟をイメージして全国から買い付けた一点モノばかり。素材から工法までこだわり抜いた逸品で、ぜひ店頭に足を運んでもらいたい」と呼びかけている。
 商戦のピークは3月中旬。4月末までは無休。問い合わせは023-633-2225。

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