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編集長インタビュー

鈴川郷土研究会 事務局長 長岡幹夫さん

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長岡幹夫(ながおか・みきお) 1931年(昭和6年)山形市生まれ。山大教育学部を卒業後、県内各地の中学校で英語教師を務め、93年に母校の鈴川小の教諭を最後に退職。鈴川郷土研究会には75年から名を連ね、2007年から事務局長を務める。82歳。同研究会は会員数180人と市内の郷土(史)研究会では最大で、年3回の会報発行、歴史マップの作成など幅広く活動している。

義光公没後400年の今年
  山家城跡への散策路も整備


――山家(やんべ)城って知りませんでした。

東の拠点だった山家城

 「山形市北東部にある野伏山(のぶしやま)の頂きにあった山家氏の居城です。山家氏は最上氏の家臣で、最上氏の祖・斯波兼頼から仕えて10代続きました」
 「最後の当主が山家河内守。義光公の時代に山家城に拠って山形城の東の守りを固めていたと思われますが、義光公の葬儀の日、重臣3人と追い腹を切ったのよ」

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