編集長インタビュー
片桐製作所（上山市） 社長 片桐 鉄哉さん
片桐 鉄哉（かたぎり・てつや）1955年（昭和30年）上山市生まれ。上山中→日大山形高から日大工学部に進み、卒業後、東京の自動車部品メーカーのナイルス（現・ヴァレオジャパン）へ。9年の勤務を経て89年に父・久吉氏が47年に創業、63年に会社組織化した片桐製作所に経営企画室長として入社。取締役業務部長、常務を経て98年から現職。68歳。片桐製作所は自動車部品を中心に年間売上高は約32億円、従業員数は240人で、製造業としては上山市で最大の規模を誇る。
東北初導入の冷間鍛造技術 その後の飛躍の契機になった
――20年前の新聞記者時代にお世話になって。
「何度か弊社の記事を載せていただきました」
――父君で亡くなった会長から「書かれて迷惑してる」って怒られたり、弟さんの均専務からは「そんなことも知らないの!?」なんて呆れられたり（苦笑）
「あの２人はそういう性格ですから。勘弁してやって下さい（苦笑）」
