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山形ドルフィンクラブ（山形市）/３月末で営業終了へ
コロナ禍が直撃、43年の歴史に幕
県内初の民間スイミングクラブとして誕生した山形市城西町の「山形ドルフィンクラブ」が3月31日で営業を終了する。新型コロナウイルスの影響による会員数減少や、施設の老朽化などが理由で、アスリート育成や地域の高齢者の健康づくりなどに貢献してきた老舗クラブは43年の歴史に幕を下ろす。
同クラブは1981年（昭和56年）、92年に開催されるべにばな国体に向けた競技力向上を目指し、県内の水泳関係有志11人が設立した。当時、県内にあったスイミングクラブはそれぞれの水泳連盟が運営する「鶴岡スイムクラブ」「山形スイミングクラブ」の2つだけで、民営では同クラブが第１号だった。
