天童温泉に屋台村整備計画/にぎわい復活へ 1月開業目指す

2019年7月12日
 天童市の天童温泉街に屋台村を整備する計画が進んでいることが分かった。計画しているのは天童ホテルを中心に天童温泉協同組合、DMC天童温泉らで、同温泉街のにぎわい復活を狙いに早ければ来年1月のオープンを目指している。県内での本格的な屋台村としては山形市七日町の「山形屋台村 ほっとなる横丁」、酒田市中町の「酒田柳小路屋台村 北前横丁」に続く3施設目になる見通し。
天童温泉に屋台村整備計画/にぎわい復活へ 1月開業目指す

 場所はホテル王将の道路を挟んだ北側にある天童ホテル第一駐車場を活用、計画では約500平方メートルの敷地に8店舗分の木造平屋を建設する。1店舗当たりの面積はカウンター8席と4人用テーブルを想定した約16平方メートルとし、共用のトイレも整備する。
 名称は「天童温泉屋台村 と横丁」で、「と」は天童名産の将棋駒の「歩」が成った時の「と金」に想を得たという。事業費の想定は6000万円。9日に国の「商店街活性化・観光消費創出事業」に認定され、3分の2の助成を受けて9月にも着工する予定。
 計画の旗振り役である天童ホテルの押野茂社長は「ピーク時には130万人超だった天童温泉の観光客は現在では70万人まで減少しており、現状を打開するためにも屋台村を起爆剤にしたい」と話している。

天童温泉に屋台村整備計画/にぎわい復活へ 1月開業目指す

 県内で地域活性化を狙いに屋台村を整備する動きが広がっている。
 更地から施設を建設してオープンしたのは2009年の「ほっとなる横丁」と15年の「北前横丁」の2例だが、既存施設を活用して18年には山形市の蔵王温泉に「山形酒のミュージアム&湯けむり屋台 つまみ」、飯豊町萩生に「屋台村いいでら」、今年4月には米沢市中心街に「おしょうしな横丁」がそれぞれオープン、山形市七日町の花小路でも「昭和 花小路屋台村」が出店者を募っている。