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タクシー料金値上げへ/17日から12年ぶり

初乗り670円に

タクシー料金値上げへ/17日から12年ぶり

 県内の大半のタクシー料金が17日から値上げされることになった。小型車の初乗り(1.5キロメートル)運賃は現行の610円から60円高の670円になる。運転手の労働条件改善と原油高に伴う燃料費の高騰が値上げの理由で、県内でタクシー料金が上がるのは1995年以来12年ぶりになる。

ズレ込んだ実施時期

 主として運転手の労働条件改善を理由とするタクシー料金の引き上げは、長野と大分で4月に認可されたのを皮切りに一時は全国に広がる情勢だった。山形でも1月にAB両地区で値上げ申請が出され、当初は9月にも認可される見通しだったが、その後に値上げを容認する国土交通省と難色を示す経済産業省などとの対立、参院選を控えての政治的な思惑なども絡み、全国的に認可と実施時期がズレ込んでいた。

タクシー料金値上げへ/17日から12年ぶり

加算運賃もアップ

  県内では値上げにより初乗り運賃が上がるほか、加算運賃も現行の「283メートルごと80円」が「285メートルごと90円」になる。これによりJR山形駅から県庁までの約5キロをタクシーで移動した場合、料金は現在の1650円が1750円にアップする。

新規参入組は据え置き

 一方で2002年の規制緩和に伴ってタクシー事業を始めた県内の新規参入5社は値上げ幅を抑える見通し。中でも内陸部で最大勢力の国際タクシー(天童市)は初乗り540円、加算運賃「320メートルごと80円」の現行料金を据え置く方針を決めており、割安感を武器に天童市から山形市までのシェア拡大を狙っている。

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