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「びっくり市」宮城に2号店/10月末岩沼市のHC跡

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 週末営業の食品ディスカウント店「びっくり市」を展開している野川食肉食品センター(天童市、野川喜弘社長)が宮城県岩沼市に出店する。オープンは10月末の予定。宮城への出店は2013年の利府町に続いて2店目で、県内を合わせた全店舗数は12になる。

「びっくり市」宮城に2号店/10月末岩沼市のHC跡

 出店場所は岩沼市吹上1で、1997年から04年まで営業していたホームセンター(HC)「ニューライフカタクラ岩沼店」跡。同HCの建物面積は2500平方メートルで、うち1200平方メートルを店舗に活用。同8200平方メートルの敷地のうち150台分の駐車場スペースを確保する。
 近く大規模小売店舗立地法に基づく届け出を宮城県に提出する予定。


「びっくり市」宮城に2号店/10月末岩沼市のHC跡

余談ですが 片倉工業って?

 「ニューライフカタクラ岩沼店」を運営していたのは東証1部上場の片倉工業(東京都中央区)。創業は1873年(明治6年)で、かつては生糸の名門企業として広く知られた。
 長野県岡谷市が発祥の同社は1939年、明治政府が総力を挙げて建設し、その後、民間に払い下げられた富岡製糸場(群馬県富岡市)を取得、同社富岡工場として87年まで稼動させていた。
 同製糸場は2014年に世界遺産に登録されるが、同社は稼動停止後も「売らない、貸さない、壊さない」の3原則を掲げ、05年に富岡市に寄贈するまで年間1億円を負担して保存に努めた。そんな同社の貢献が世界遺産登録につながったとされている。
 同社は1994年に最後の生産拠点だった熊谷工場(埼玉県熊谷市)を休止、121年に及ぶ製糸の歴史に幕を下ろした。山形では旧高畠駅前にあった工場(両羽製糸場)を60年に閉鎖している。
 その後は全国に保有する遊休地を活用した小売業や不動産開発業にシフトしており、岩沼市で運営していたHCもその一環。

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