山形コミュニティ新聞WEB版

地域ニュース

キャバレー「ソシュウ」 関連本2冊が出版

Share!

 高度成長期、県内初の大型キャバレーとして1957年(昭和32年)山形市小姓町にオープンしたのが「ソシュウ」。最盛期には100人以上のホステスを抱えるなど、その活況ぶりは今でも語り草に。84年に惜しまれながらも閉店したが、オープン60年の節目の今年、同店をテーマにした本2冊が出版された。

キャバレー「ソシュウ」 関連本2冊が出版

 1冊は小姓町で料理店を営む渡辺大輔さん(36)が出版した「キャバレーに花束を」。往時を知るホステス、客、バンドマンら24人の証言という形で同店の栄枯盛衰をつづっている。
 渡辺さんは、当時のソシュウを知る人が高齢化したり亡くなったりする中で「街の歴史として何とか記録に残したい」という思いで取材・執筆を思い立ったという。140ページ、1382円。

キャバレー「ソシュウ」 関連本2冊が出版

 もう1冊は「やまがたキャバレー時代」。市内在住の直木賞作家・高橋義夫さんが10年から11年にかけ山形新聞で執筆した同名連載と、高橋さんの小説「小姓町の噂」とを併せ阿古耶書房(山形市)代表の後藤卓也さん(56)が単行本化した。
 後藤さんは「連載はかつてのキャバレーとその文化の考察で、山形市史の裏話としても興味深い内容。後世に残すべきだと思った」と語る。200ページ、1620円。

記事閲覧ランキング

  • 24時間
  • 週間