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シベール、民事再生法の適用申請/事実上倒産 負債約19億円

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 洋菓子やパン製造のシベール(山形市、黒木誠司社長)は17日、山形地裁に民事再生法の適用を申請し、事実上倒産した。負債総額は19億6200万円。同社はジャスダックに株式を上場しており、県内上場企業の倒産は2000年9月の川﨑電気(現かわでん)以来になる。

シベール、民事再生法の適用申請/事実上倒産 負債約19億円

 同社は大江町出身の熊谷眞一氏が1966年(昭和41年)に山形市内で創業、スタートは間口2・7メートル、奥行き4・5メートルの洋菓子店だった。
 やがてフランスパンを味付けして焼いたラスクがヒット商品となり、知名度も全国区に。2005年7月にはジャスダック上場を果たし、ピークとなる08年8月期には年間売上高は約44億5300万円を計上していた。
 しかし、主力のラスクに競合商品が出現したことや、ラスクに代わるヒット商品が生み出せなかったことから売り上げは次第に減少。売り上げダウンに対して人件費の削減が進まず、16年8月期から3期連続の赤字が続いていた。
 今期に入っても採算性の改善は進まず、19年1月の借入金返済のメドが立たなかったことから自力再建を断念した。

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