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老舗ジム、相次ぎ閉鎖へ /コロナ禍 競争激化

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テルサフィットネス(山形市)→12月末
ビーフリー(天童市)→来年3月末

 コロナ禍でも全国区のスポーツジムの県内進出が続くなか、地元の〝老舗〟ジムが相次ぎ閉鎖される。JR山形駅西口の山形テルサ2階の「テルサフィットネスクラブ」が12月28日で、JR天童駅に隣接するパルテ2、3階の「ビーフリー」は来年3月31日でそれぞれ営業を終了する。ともに駅周辺の集客の一翼を担っていただけに、行政は今後の空きテナント対策にも頭を痛めている。

老舗ジム、相次ぎ閉鎖へ /コロナ禍 競争激化

 ヤマコー(山形市)が運営するテルサフィットネスクラブ(写真上)は、2001年のテルサ開業時から入居。最盛期は1200人の会員数を誇ったが、コロナ禍や新興ジムとの競争に加え、県総合文化芸術館の着工で隣接する山形駅西口花笠パーキングが無料で使えなくなったことが響いた模様。
 代替措置として山形駅東口交通センターを無料化したが、利便性の低下で会員減少は止まらず、16年度は初の赤字に。その後も販促強化などに取り組んだが赤字幅は拡大、営業継続は困難と判断し20年の歴史に幕を下ろすことにしたという。
 会員に対しヤマコーでは、香澄町の山交ビルで同社が営業している「総合スポーツクラブトップロード」での継続利用を呼び掛けていく方針。テルサフィットネスクラブの占有面積は955平方メートルで、山形テルサを管轄する市では後継テナントについて「現段階では未定」としている。

老舗ジム、相次ぎ閉鎖へ /コロナ禍 競争激化

 ビーフリー(写真下)も1992年のパルテ開業時からのテナント。運営は第三セクターのスポーツクラブ天童で、占有面積は2286平方メートル。開業から30年近く経過して老朽化が目立っているほか、周辺の民間ジムとの競合で赤字が続いているという。
 このためスポーツクラブ天童では9月の取締役会で今年度での営業終了を決議済み。一部市民の間では施設内のプールの存続を求める署名活動も広がっているが、市では「今後の利活用策については今月中に結論を出したい」としている。

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