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編集長インタビュー

あらきそば(村山市) 店主 芦野 浩平さん

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芦野 浩平(あしの・こうへい)1984年(昭和59年)村山市の老舗そば店「あらきそば」3代目店主・芦野光氏の長男として村山市に生まれる。寒河江高から立教大理学部に進み、卒業後にUターン、実家でそば職人としての道を歩み始める。1年後に光氏が脳出血で倒れ、事実上4代目として店を切り盛りすることに。以後、伝統の味を受け継ごうと日々精進を重ねている。2男の父。25年4月から村山、尾花沢、大石田の3市町のそば街道でつくる「おくの細道最上川そば三街道協議会」の副会長も務める。41歳。

高みを目指して腕を磨き
  伝統の味を進化させていきたい

――あらきそばの歴史から教えてください。

創業は大正年間

 「曾祖父に当たる初代の芦野勘三郎が1920年(大正9年)に創業したのが始まりです。『あらき』という店名は、勘三郎の父が『伊賀越の敵討ち』で知られる剣豪・荒木又右衛門に心酔していたからと聞いてます」

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