号外速報地域ニュース
バイオユニコーンのスパイバー(鶴岡市) 従業員2割強削減へ
量産化遅れで収益悪化
期待のバイオベンチャーとして国内外から多額の資金を集めてきたSpiber(スパイバー、鶴岡市)が、従業員を2割強削減するリストラに取り組んでいることが分かった。同社は主力の人工たんぱく質繊維の量産化の遅れで累積赤字が膨らむ一方、過去に調達した借入金の返済期日が12月末に迫り、企業継続に懸念が生じている。
期待のバイオベンチャーとして国内外から多額の資金を集めてきたSpiber(スパイバー、鶴岡市)が、従業員を2割強削減するリストラに取り組んでいることが分かった。同社は主力の人工たんぱく質繊維の量産化の遅れで累積赤字が膨らむ一方、過去に調達した借入金の返済期日が12月末に迫り、企業継続に懸念が生じている。