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バイリンガル学園(山形市) 園児ら英語でバスケに挑戦
和田保彦さん(元ワイヴァンズ)とコラボ

バスケットボールのコートに見立てた教室で、シュートを決めた園児が「アイメイドイット(できた!)」と叫べば、コーチが「グレイト(凄い!)」と手をたたく。ここは山形市青田にあるバイリンガル学園「MY Kindergarten(マイ キンダーガーデン)」。
同学園は県内を中心に11の英会話教室を展開するマイ英語スクール(東根市)の系列校で、2019年に県内初の認可外保育施設として誕生した。プログラムにバスケットを導入したのは9月からで、毎週火曜の午後4時~5時、園児15人が英語だけを使ってゲームを楽しんでいる。
園児らの指導に当たるのは、バスケットボール男子・Bリーグ2部のパスラボ山形ワイヴァンズで活躍した和田保彦さん(35)が開設したバスケスクール「HOOP IS LIFE(フープ イズ ライフ)」。和田さんは千葉県出身だが、退団後も山形市に残り、小中高生を対象にプロでの経験や技術を伝えている。
和田さんは「バスケの魅力に国境はなく、英語教育に生かしてもらえるなら素晴らしいこと」と話している。