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広重美術館(天童市) AI広重が降臨
浮世絵・江戸時代を知ろう

天童市の広重美術館に生成人工知能(AI)を活用した「AI広重」が降臨! 来館者はAI広重との会話を通じ、時空を超えて浮世絵や江戸時代の世相などをうかがい知ることができる。
AI広重はTOPPAN(東京)が開発したシステムの一つで、同美術館が2022年、同社の協力で「バーチャル美術館」を開設した縁で試験導入することになった。
AI広重はタッチディスプレーに現れる。チャットGPTを活用しており、マイクに向かって自由に質問するとAI広重が何でも答えてくれる。
例えば「広重さんの美術館がなぜ天童市にあるの?」「広重さんの代表作は?」などと聞くと、「天童のお殿様のためにわしがたくさん絵を描いたからじゃ」「東海道五十三次じゃ」などと返ってくる。料金は無料。11月24日まで。
期間中は企画展「浮世絵をよむ 物語・歴史・狂歌」を開催。NHK大河ドラマ「べらぼう」の世界が垣間見える内容になっている。こちらは大人800円、学生500円、小中生300円。