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仙台市の2業者 蔵王国定公園で無許可開発/県、原状回復要請・処分検討へ

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 山形県と宮城県にまたがる蔵王国定公園の山形市蔵王温泉で、仙台市の2業者が県に無許可でオートキャンプ場の整備工事を始め、気づいた県から工事中止を要請されていたことが分かった。県は原状回復を求めることを含め2社への処分を検討している。

仙台市の2業者 蔵王国定公園で無許可開発/県、原状回復要請・処分検討へ

 2業者はいずれも仙台市に本社を置く秋元技術コンサルタンツ(秋元俊通社長)と協栄興産(長田泰郎社長)。工事を始めた場所は主要地方道蔵王公園線と主要地方道山形永野線が交わる丁字路の蔵王温泉側の一角約5000平方メートル。
 関係者によれば、工事場所は秋元技術コンサルタンツが2007年に総合商社の伊藤忠商事から取得、2年前から協栄興産とともにオートキャンプ場を整備する計画を進めていたという。実際に工事を始めたのは今年6月以降とみられる。

仙台市の2業者 蔵王国定公園で無許可開発/県、原状回復要請・処分検討へ

 自然公園法で国定公園内での開発行為は都道府県知事の許可が必要だが、2社は無許可で進入路や地盤の整備を始めていた。住民からの訴えで県が6月23日に現地調査し同法違反が分かった。
 2社は県に対し、「場所が国定公園とは知らなかった。整備計画は白紙に戻す」などと話しているという。工事は県からの指摘を受けた26日からストップしている。県では引き続き2社から事情を聴く方針。

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