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バンコク(タイ) 郷土料理の味を競うイベント やまがた芋煮が初優勝

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 日本の郷土料理の味を競う交流イベント「第4回超芋煮会BANGKOK」が7日にタイのバンコクで開催され、本県の「やまがた芋煮」が初優勝した。調理はサトイモの生産加工を手がけるさとう農園(山形市、佐藤卓弥社長)が担当した。

 このイベントは2022年、東北6県の在タイ県人会の間で「どこの芋煮が美味しいか」という議論をきっかけにスタート。毎年回を重ねるごとに参加県が増え、競う料理も芋煮以外に自慢の郷土料理へとバリエーションが広がっている。

 今回は関東・甲信越を含む東日本の13県が出場。現地在住の日本人を中心に約600人が来場し、青森の「けの汁」、山梨の「ほうとう」、栃木の「餃子」など郷土の味に親しんだ。

 やまがた芋煮は佐藤社長が自社栽培のサトイモを持ち込み、キッチンカーグルメ選手権で日本一に輝いた腕を振るって来場者をうならせた。人気投票の結果は最多の130票だった。

 佐藤社長は「芋煮会を冠したイベントで本場の味を堪能してもらえて最高」と喜色満面の表情。

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