アズ七日町 宮脇書店進出

2008年10月10日
 山形市七日町1の再開発ビル「アズ七日町」に大手書籍チェーンの宮脇書店(高松市)が進出する。2〜3階の約2000平方メートルのスペースを書籍だけの売り場に充てる計画で、書籍売り場の面積は山形県で最大になる。七日町通りを挟んだ真向かいには地場最大手の八文字屋(山形市)の本店があるが、同社では「互いに競い合うことで相乗効果が生まれ、ひいては中心街の活性化につながるはず」と話している。
アズ七日町 宮脇書店進出
店舗網で全国最大

 宮脇書店は北海道から沖縄まで全国最大の店舗網を持つ書籍チェーンで、「本なら何でもそろう」がキャッチフレーズ。山形では天童店、三川店、山形市の成沢店を展開している。

売り場面積、県内最大に

 県内4店目の「az七日町店」の営業開始は11月28日で、2階のほぼ全フロア、3階の半分を売り場として使用する。文具やCD、DVDなどは扱わず、専門書や洋書などを充実させて40万冊の蔵書を目指す計画だ。
 書籍店の店舗面積としては2005年に天童市でオープンした「TENDO八文字屋」の2600平方メートルが県内最大だが、書籍売り場という点では「az七日町店」が最大になるという。店舗運営は山形トヨタ自動車の子会社ティーワイ開発が当たる。

危機脱したアズ七日町

 アズ七日町は1〜3階が専門店街、4〜8階は山形市中央公民館が入居する複合ビル。運営する七日町再開発ビルによれば、昨年末から2月にかけ専門店街のテナントが次々に撤退、一時は全20区画のうち半分以上が空いてしまったという。「ビル運営が成り立たないほどの危機だったが、宮脇の出店で救われた」と胸をなでおろしている。