中古車販売最大手 ビッグモーター(東京)旧ジョーシン山形嶋店跡に進出/来春にも 競争激化へ

2021年9月24日
 山形市嶋北で3月に撤退した家電量販店・ジョーシン(大阪市)の空き店舗に、中古車販売で全国最大手のビッグモーター(東京)が進出することが関係者への取材で分かった。2社は来月初旬にも正式契約を交わし、ビッグモーターは改装工事を施した後、来春のオープンを目指している模様。同社の県内への本格進出は初めて。
中古車販売最大手 ビッグモーター(東京)旧ジョーシン山形嶋店跡に進出/来春にも 競争激化へ

 旧ジョーシン山形嶋店の敷地面積は6860平方メートル、1階の大半が駐車場、2階が売り場というピロティ方式を採用した店舗の面積は計4083平方メートル。ビッグモーターでは敷地の一部と2階の売り場を中古車展示スペースに充てるとみられ、業界関係者では「200台は展示できるはず」と見ている。
 同社は株式を公開しておらず、ホームページによれば年間売上高は約6000億円。株式を公開し「ガリバー」を展開するIDOM(東京)が業界では首位に位置づけられているが、売上高ではIDOMの3800億円を上回る。
 東北には宮城県と秋田県に進出済みで、県内にもあかねヶ丘の西バイパス沿いに買い取り専門の「山形店」があるが、展示スペースを備えた本格的な販売店は初となる。
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 県内では7月、株式公開組で業界2位のネクステージ(名古屋市)が山形市あけぼのに進出することが明らかになったばかり。コロナ禍で公共交通機関を避ける移動手段として割安な中古車の人気が高まるなか、大手や地場販売店間の競争が激化する見通しだ。