ジーズニューコンセプト(仙台市)社長 佐藤浩至さん

2021年8月27日
佐藤浩至(さとう・こうし) 1962年(昭和37年)仙台市生まれ。仙台育英高から東北福祉大を経て東京のスポーツウエアメーカーに入社。2年後にUターンして総合スポーツクラブ「グラン・スポール」(仙台市)へ。98年、36歳で独立、スポーツクラブの運営請け負いやトレーニングマシンなどを販売するジーズニューコンセプトを設立、社長に。2018年からフィットネスクラブ「アッティーボジム」の展開を開始、現在は首都圏と東北などで11店を展開、県内では山形市馬見ケ崎と鶴岡市荒井京田に店舗を構える。59歳。
ジーズニューコンセプト(仙台市)社長 佐藤浩至さん

米国は「10ドルジム」が席巻
 日本でも幅広い層を呼び込みたい

――馬見ケ崎のアッティーボ、流行ってますね。

月額3000円が強み

 「おかげさまで1月4日のオープン以来、山形店の会員数は約2000人に。ほぼ同時にオープンした鶴岡店も同じぐらいで、初年度としては手ごたえを感じています」
 「ご支持いただいている理由は何といっても安さ。一般のスポーツジムだと月額1万円前後が相場ですが、アッティーボは3000円。家族2人まで使えますから、1人分なら1500円になります」
 「それでいて設備は最新鋭のものを取り揃えていて、業界初となる水素吸引装置も備えてます」
 「その代わりといっては何ですが、風呂やサウナ、シャワーなどの水回りは一切なし。だから純粋にトレーニングをしたいという人だけが集まってくるジムですね」

女性会員の多さも特徴

――会員って、どんな層の人が多いんですか。
 「この価格ですから、それこそお年寄りから若い人、学生さんもいますね。あと女性が多いのも特徴です」
 「フィットネス先進国のアメリカで数年前から人気を呼んでいるのが『10ドルジム』。円に換算すれば1000円で、そこまで安くはできませんが、考え方やコンセプトは同じ。気軽に利用できるように料金を設定し、幅広い層を呼び込もうという戦略ですね」

業界初の水素吸引も

――ホントに3000円ポッキリ?
 「使い放題です。ただ水素吸引には月額1000円かかりますが、これだって東京なら1回8000円前後しますから」
――水素って体にいいんですか?
 「運動すると、老化を早めるとされる活性酸素が体にたまるんですよ。これを体外に出すには鼻から吸った水素と融合させて水にし、尿や汗にするわけですね」
――ふ~ん。
 「誤解されがちだけど、水素水を飲んでも水素は体に入りません(苦笑)」
――今後の展開は?
 「既存の11店はすべて直営ですが、フランチャイズ(FC)でやりたいという希望者が全国で増えていて、向こう2年間でFCだけで20店にはなりそうです。直営でも5カ所ほど考えていて、山形だと東根、南陽、米沢あたりが候補ですね」

2年後に20億円達成

――売上高を見ると、2010年の15億円をピークに、20年は7億円まで落ちてるけど…。
 「スポーツクラブの運営受託とマシンなどの販売が震災で滅茶滅茶やられましたから。だけどアッティーボが軌道に乗って、2年後には20億円は達成できる見通しです」
――たくましいなあ。