シルキーリビング(米沢市)社長 遠藤 優子さん

2021年6月25日
遠藤 優子(えんどう・ゆうこ) 1966年(昭和41年)米沢市生まれ。米沢商業卒業後、地元の繊維製品卸会社を経て88年にシルキーリビング入社。経理、総務など一貫して事務畑を歩み、課長、部長、専務を経て2015年から社長。米沢市で実母、ご主人、次男の4人暮らし。54歳。
シルキーリビング(米沢市)社長 遠藤 優子さん

店舗網拡大は人材育成にも
  前に進むことで士気は高まる

――カーテンの小売店を展開されてるんですね。

小売4店舗を展開

 「1988年創業の弊社はカーテンと布団の製造を生業にしていて、2つを扱う小売業に進出したのは2002年。現在は米沢市、山形市、仙台市、石巻市の4カ所に店舗があります」
 「扱い比率はカーテンが7割、布団が3割で、当初は『カーテンホーム21』という店名でしたが、布団をもっと訴求していこうと、11年からは『ふとんスタジオ』を店名に加えています」
――競合相手って?
 「ニトリさんとか、イオンさんとか」
――手強そう(苦笑)
 「単純に値段だけで比べられたら勝負になりませんから、製造から販売までを一貫して手がけているという弊社の強みを強調し、こだわりの商品と充実したサービスの提供に努めることで差別化を図っています」

商品とサービスで差別化

 「商品では自社開発の繊維『ゼオテックス』を使った製品群が人気です。ゼオテックスは米沢市板谷で採れる鉱石ゼオライトの粉末を練り込んだ繊維で、抗菌作用、遠赤外線作用や消臭作用があるんですよ」
 「サービスでは〝おもてなしの心〟を忘れないよう、社員教育でも徹底しています」
――社員さんって、何人ぐらい?
 「ここ米沢で製造に携わっているのが25人、店舗スタッフが25人、本部が12人の計62人です」
――ご自身は事務系なんですよね。
 「店舗勤めもなくずっと事務。全体を客観的に見れるというだけが取り柄で、どこにでもいる普通の主婦ですよ(笑)」
――でも社員さんに凄く人望があるって聞いた。
 「そうでしょうか」

コロナ、ウッドショック

――カーテンとか布団とかって、コロナの影響はどうなんですか?
 「来店者は明らかに減ってますよね。ステイホームで家庭で過ごす時間が増えて、カーテンには掛け替え需要もありますが、布団なんかは実際に見て、触ってみないと品質が分かってもらえない。トータルではコロナは打撃になっています」
 「世界的に木材の需給がひっ迫するという〝ウッドショック〟も気がかり。住宅着工やリフォームの件数が減れば、カーテンや寝具の売れ行きにまともに響きますから」

10店以上には増やしたい

――でも中・長期的には強気の姿勢で。
 「多店舗化を計画していて、今の4店を10店以上には増やしたいですね。そのためには人員も必要だし、社員教育も大切。出店しないと人材は育ちません」
――なるほどねえ。