小姓町を語り継ぐ1冊「この街は彼が燃やした」

2018年6月8日
 山形市小姓町を舞台にしたミステリー小説「この街は彼が燃やした 小姓町遊郭の焼失」が5月26日に発売された。著者は同町で料理店を営み、昨年、同町にあったキャバレー「ソシュウ」の関係者への取材をもとに「キャバレーに花束を」を上梓した渡辺大輔さん(37、写真)。
小姓町を語り継ぐ1冊「この街は彼が燃やした」

 テーマは実際に1894年(明治27年)5月26日に発生した山形市南大火で、小姓町の遊郭も全焼した。物語は現代の若者3人が小姓町の料理店に集まり、同大火の真相を解き明かしていく。
 渡辺さんは「発売日は同大火からちょうど124年目。かつて小姓町に実在した遊郭のことを形に残したかった」と語っている。