みんなでスタジアムに行こう!

2012年5月11日
 J1復帰を目指すモンテディオ山形が快進撃を続けています。東京や神奈川、京都や福岡といった都会のチームも所属しているJ2でこれまで13試合を戦って通算成績は9勝2敗2分けで首位、首位です!だけど「山形」を背負ってチームがこれだけ頑張っているのに、県民の声援が熱くなりきっていないと感じているのは私だけ?そうです、1人でも多くスタジアムに足を運び、チームの、「山形」のJ1復帰を後押ししましょう!
みんなでスタジアムに行こう!
 モンテのホームスタジアムは「NDソフトスタジアム山形」、略して「んだスタ」。最大収容人数は2万1000人ですが、大型連休最後の試合となった6日のザスパ草津戦の観客は約7100人。3分の2近くが空席です。
 
 「サッカーはよく分からなくて…」という人もいるはず。だけど大丈夫。肝心なところはアナウンスと大型ビジョンで教えてくれるし、まわりの反応でだいたい状況は分かります。細かいルールを知らなくても十分楽しめるんですよ。
 まずはプロが繰り広げる真剣勝負のスゴ味と、熱心なサポーターがつくるスタジアムの雰囲気を満喫して下さい。勝てば気分は最高!
 地元のチームに肩入れして応援し、勝利を手にするまでの緊張感に手に汗を握る。そのハラハラ・ドキドキ感こそがスタジアム観戦の醍醐味。
 テレビで試合を見るのと、数千人の観衆が一斉に沸きあがるスタジアムで生で観戦するのとでは全く別物。スタジアムに足を運べば、試合以外にも特別ゲストが来たり、各種イベントもあったりします。
みんなでスタジアムに行こう!
 スタジアムの周辺はグルメも充実!10軒の屋台村があり、芋煮、煮込み、玉こん、どんどん焼き、山形牛串焼きなどが全国の人気メニューランキング上位を占めています。他チームのサポーターの間からも「グルメ度はJリーグでもトップクラス」という評価も。
 特に名物なのがカリーパン。具の中に対戦相手の名物を入れて食べちゃおうと、過去には柏餅(対柏)、生八つ橋(対京都)イナゴ(対東京)、ミカン(対愛媛、対清水)など、ちょっと信じられないような具も。このノリが話題を呼び全国ランキングでも3指に入る人気ぶりです。
みんなでスタジアムに行こう!

 実際に試合を見に行くには、会場で当日券も販売していますが、前売り券は天童の八文字屋、十字屋山形店プレイガイド、県総合運動公園体育館2階のSY21事務所、ナナビーンズ8階のほか、コンビニの端末操作(ローソン、セブンイレブン、ファミリーマート、サンクス)で購入できます。
 
 試合では都会勢を蹴散らして快進撃を続けているモンテですが、財政的には地方都市の悲哀を味わっています。クラブは2年連続の赤字で、2014年までに赤字体質から脱却しないとJリーグ資格を剥奪されかねない状況です。 
 モンテは大口スポンサの社団法人。山形県全体で幅広いサポート体制をとらない限り他に頼れるものはありません。
 チケットを買ってスタジアムに足を運べば代金はクラブの資金に充てられ、スタジアムでの応援は選手を力づけます。
 モンテは首位には立ちましたが、観客動員数はJ2の22チーム中8位。甲府や松本といった山形と同規模の地方にも平均で2500人ほど下回っています。
 山形を背負って私たちに元気と勇気を与えてくれるモンテをみんなで応援しましょう!

みんなでスタジアムに行こう!
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