《せっかく行くならこんな店!》 旬味割烹 飯豊

2011年8月26日
 山形駅前の裏路地にある「割烹飯豊」。店名はご主人の遠藤仁さん(60)の出身地である飯豊町に由来しますが、山に囲まれた飯豊町の山の幸はもちろん、ご主人こだわりの海の幸が絶品と評判のお店です。
《せっかく行くならこんな店!》 旬味割烹 飯豊
 今日は一般的な3000円のコース料理をお願いします。前菜の「滝川豆腐」は固めた豆乳をだし汁に浮かべた創作料理。さっぱりした味わいもさることながら川の流れをイメージした見た目も清涼感がいっぱい。
 これからがシーズンのアケビも登場。皮につまった、キノコ、トリ挽肉など14種類の具の旨みとのコントラストを楽しみながら、山形の郷土料理の奥深さを実感します。
 お椀の「枝豆摺流し」も他では味わえない味わい。今が旬のだだちゃ豆をすりおろしてスープのようにいただけば、清涼感が口の中いっぱいに広がります。
 海の幸も絶品。お造り盛り合わせのマグロ、タイ、ウニは口に含めば新鮮な味わいに感激。「ホヤ酢」「天然岩ガキ」は磯の香りがたまりません!
《せっかく行くならこんな店!》 旬味割烹 飯豊
 そして割烹飯豊の名物料理といえば「いかの一本漬け」。イカを肝付きのまま自家製のだし醤油に漬け込んだ逸品。半分はそのまま、半分は天ぷらにしていただくのが通の楽しみ方とか。
 ご主人の遠藤さんは「格安な店に注目が集まりがちですが、素材や料理方法にも関心を寄せてもらいたい」と話していました。
 コース料理は当日お店に行ってからも可能ですが、事前に予約するとお料理が2品追加になる特典があるとか。
《せっかく行くならこんな店!》 旬味割烹 飯豊
旬味割烹 飯豊
山形市香澄町3-5-20
TEL 023-622-0939
●営業/16:00~22:00(L.O.)
●定休日/日曜日・祝日