ご挨拶にかえて

2006年9月8日
ご挨拶にかえて

 昨年の9月に山形大学にまいりました野長瀬(のながせ)です。珍しい名字ですが、よろしくお願いします。

東大から電機メーカーへ
 私は東京大学を出た後、東京で電機メーカーに就職しました。勤務のかたわら、早稲田大学大学院で学びました。
 電機メーカーでの仕事は生産技術や原価企画、事業企画。電気や機械の設計図を片っ端から読んで、わからないことは設計者、部品メーカー、顧客などに徹底的に教えを請うことで知識を積み上げていきました。

リストラで退社 人生の転機に
 楽しい毎日でしたが、その後に勤めていた会社が大リストラを断行。同時期に、群馬県太田市にある関東学園大学から誘われ、運命に流されるように転身することになったのです。
 自動車産業などが集積する太田市の企業経営者の皆様に大事にして頂いたことがきっかけで、研究テーマを製造系、技術系の中小ベンチャー企業経営にシフトしていったのが転機になりました。
 以来、地域内外の優れた企業を次々と訪問することがライフワークになっています。技術と経営と事業の三つを理解する人材が少ないということで、「この企業を見てくれ」という依頼も増えていきました。

ライフワークは企業コーディネート
 こうした活動が目にとまり、中小企業庁のコーディネート活動支援事業の政策コンセプトを座長としてまとめることになり、以来、各省庁の中小ベンチャー企業支援政策などに関わっています。前任の埼玉大学時代も同様のスタンスで、企業の皆様との交流を続けてきました。

山形の企業におじゃまします
 現在は、山形の皆様に喜んでいただくには何をすべきかを考えている毎日です。山形県はなにぶん広いので、少しずつではありますが、多くの皆様のところにうかがうつもりです。
 本紙で私の担当するコラムでは、訪問した県内企業等のすばらしいところや課題を紙面でご紹介できればと考えています。
 我が盟友である吉村編集長が大手新聞社を辞し、地域のためのメディアを立ち上げると聞き、微力ながら彼の姿勢を支持していることを申し添えておきます。