<荒井幸博のシネマつれづれ> 午前十時の映画祭
2011年2月11日
懐かしの洋画がズラリ
「午前十時の映画祭〜何度観てもすごい50本〜」の上映が2月5日から山形市嶋北のムービーオンで始まった。

選び抜かれた50作品
「午前十時の映画祭」は映画ファン拡大を狙って映画演劇文化協会が始めたプロジェクトで、懐かしの洋画を対象に一般から投票を募り、その中から映画評論家らが選び抜いた50作品を全国の劇場で上映する。上映は午前10時と午後7時から1作品1週間ずつ1年間。しかも全作品がニュープリントというから映画ファンには嬉しい。
胸がときめく
上映作品は「カサブランカ」「太陽がいっぱい」「エデンの東」「第三の男」「十二人の怒れる男」「ウェストサイド物語」「雨に唄えば」「アラビアのロレンス」「ベン・ハー」「お熱いのがお好き」などなど、タイトルを見るだけで胸がときめく。
中には「第三の男」のキャロル・リード監督「フォーロー・ミー」のように日本では一度もビデオやDVDになっていない作品(50歳以上の投票では首位!)や、スピルバーグが25歳の時に撮った「激突」などのレアな作品もあり、バラエティに富んでいる。
何本ご覧になりますか?
来年1月20日まで上映される「午前十時の映画祭」、あなたは何本ご覧になりますか?

荒井幸博(あらい・ゆきひろ)
1957年、山形市生まれ。シネマ・パーソナリティーとして数多くの地元メディアで活躍、映画ファンのすそ野拡大に奮闘中。
1957年、山形市生まれ。シネマ・パーソナリティーとして数多くの地元メディアで活躍、映画ファンのすそ野拡大に奮闘中。