もう怖くない認知症

藤井 昌彦(ふじい・まさひこ)先生
もう怖くない認知症
秋田県能代市生まれ。1983年弘前大学医学部卒業。山形県立河北病院などに勤務後、99年に医療法人東北医療福祉会理事長。日本老年医学会、日本認知症ケア学会に所属。東北大学医学部臨床教授も務める。
 これまで述べてきましたように、認知症患者さんへの対応には認知症の正しい理解が必要です。
2010年6月11日
 前回は認知症患者に対し、神経遮断(しゃだん)薬を使用するのはとても危険であることをお話しました。死亡リスクさえあり、米国では精神症状の治療薬としては承認されていないこともご紹介しました。
2010年5月14日
 現在、わが国においては治療を目的として認知症患者に様々な薬剤が用いられています。
2010年4月9日
 今回は「食べること」と認知症との関係について考えてみましょう。
2010年3月12日
 人が感動した時、脳や体にはどんな変化が起こっているのでしょうか。
2010年2月12日
 前回は「感動」が認知症の患者さんに良い影響をもたらすというお話でした。今回はある日の「感動療法」のひとコマをのぞいてみましょう。
2010年1月8日
 これまで認知症と大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)の不思議な関係を紹介してきましたが、今回からは認知症の改善に効果が期待できる方法「感動療法」についてお話したいと思います。
2009年12月11日
 身近に認知症の患者さんがいる方は、患者さんがとる思わぬ行動に困惑しがちです。夜になると落ち着きをなくして徘徊したり、お金を取られたと思い込んで怒ったり、さっき食事をとったばかりなのにまたご飯を食べると言い出したり…。
2009年11月13日
 今回は「匂い」が持つ認知症への効果をご説明しましょう。脳(大脳辺縁系(だいのうへんいけい))には匂いを感知する扁桃(へんとう)核(扁桃体)という部位があり、ここは人の好き嫌いを判断する部位でもあります。つまり認知症を考える上で重要な部位なのです。
2009年10月9日
 認知症の患者さんの多くは認知機能の低下をきたしていて、言葉の理解不足から会話が成り立たないことがあります。また高齢者特有の聴力・視力低下も重なり、ますますコミュニケーションが困難になりがちです。
2009年9月11日
 前回は認知症患者の脳(大脳辺縁系[だいのうへんえんけい])に悪い入力がもたらされたケースのお話でした。では逆に良い入力がもたらされた場合はどうなるのでしょうか? もう一度想像にお付き合いください。
2009年8月14日
 認知症には大別して「中核症状」と呼ばれるものと「周辺症状」と呼ばれるものがあります。「中核症状」は直前のことを忘れる(記憶障害)、季節や時間、場所など自分が置かれている状況が認識できない(見当識障害)といった症状です。「周辺症状」は妄想をきたしたり、突然攻撃的になったりする症状です。
2009年7月10日
 はじめまして、山形厚生病院の藤井と申します。今回から「認知症」の担当をさせていただくことになりました。よろしくお願いします。
2009年6月12日