徹底して山形に密着したフリーペーパー

ヴィヴィットコレクション(山形市)社長 深瀬 毅さん

2021年12月24日
深瀬 毅(ふかせ・たけし) 1970年(昭和45年)山形市生まれ。南沼原小から十中を経て日大山形高に進み、卒業後、市内の自動車雑誌発行会社で広告営業を担当。6年後に寒河江市の車の板金・整備会社に転職、中古車取り扱いのノウハウを積んだ後、25歳の時に独立、自宅で個人商店の中古車販売店を起業。96年にヴィヴィットコレクションに改組して漆山の県道大森中野線沿いに、2001年に漆山の国道13号沿いに移転して現在に至る。51歳。
ヴィヴィットコレクション(山形市)社長 深瀬 毅さん

大手にはないサービスを追求
   顧客とのつながりで生き残りへ 

――13号沿いの御社、車でよく見かけます。

11月に本社を刷新

 「21年前に同じ漆山から移転してきましたが、13号沿いは憧れでした。この11月6日には初めて社屋を大幅に刷新、特にリニューアルしたショールームは『明るくて開放的』『カフェみたい』とお客様からも好評です」
――業界内での位置づけって?
 「県内の同業他社は数え切れませんが、創業してまだ25年目で、社歴としては新しい方ですね。展示しているのは常時200台で、売上高は約9億円。規模的には中堅というところでしょうか」
 「新参者だけに個性を出すことが大切だと思っていて、こだわりは〝品質〟。他社に比べ高いと言われることもありますが、それなりのものを品ぞろえしているという自負はあります」
――そのためには?

仕入れは目で確かめて

 「一般に中古車は全国のオークション会場から仕入れるものですが、当社は自分が毎週、首都圏の会場に足を運んで納得のいく車を選んできます。今はネット社会で、画面だけみて仕入れることもできますが、このスタイルは昔からっすね」
――会社が大きくなって社員が増えた今でも?
 「目利きの後継者を育てなきゃなんですけど、こればっかりは人任せにできなくて(苦笑)」
――今、中古車ってブームなんでしょ?
 「半導体不足で新車の納期遅れが常態化していて、すぐに入手できる中車に注目が集まっているのは確かです。中には同じ車種で新車より中古車の方が高いというケースも。ただ、人気車種には偏りがあって、ブームにあぐらをかいていると足元をすくわれる」

目の前にネクステージ

――ブームに乗ってか業界で全国3位のネクステージ(名古屋市)が13号をはさんで目の前に!
 「工事は進んでいて、来春開業とか。売上高が3800億円ですか?正直、勘弁して欲しいっすよねえ(苦笑)」
 「ただ現実は現実と受け止め、自分たちはやることをやるしかない。規模ではとても太刀打ちできないけど、大手がやらないことを追求していけば道は開けるはずです」

社員教育にも力

――具体的には?
 「やっぱりサービスの質を高めていくしかないと思う。顧客とのつながりを大切にし、売って終わりではなく、その後のアフターフォローまで徹底する。そのためには社員教育も大切だと」
――むこうが集客してくれるわけだから、その客を取っちゃえばいいんだよね。
 「そういう相乗効果を期待したいっすねえ」