徹底して山形に密着したフリーペーパー

米沢牛登起波 山形店 女将 尾﨑 美聡さん

2021年12月10日
尾﨑美聡(おざき・みさと) 1987年(昭和62年)米沢市生まれ。地元の学校を卒業後、日本生命などでの勤務を経て、1894年(明治27年)創業の老舗牛肉店・登起波(米沢市)の5代目店主・尾﨑仁さんと結婚。専務・若女将として家業を支えながら、中学2年から1歳までの5人の男の子の母親もこなす。34歳。
米沢牛登起波 山形店 女将 尾﨑 美聡さん

山形で広めたい米沢牛文化
  責任で身の引き締まる思いです

――いよ!
 米沢美人!!「そんな、そんな」

間もなく創業130年

――登起波さんといえば知る人ぞ知る老舗で。
 「米沢で営業している牛肉店の中で最も古い歴史があります。米沢で牛肉が広まったのは、明治初期に洋学教師としてこの地に赴任してきたチャールズ・ヘンリー・ダラスが、横浜に帰って美味しさを伝えてくれたおかげだと聞いてます」
 「米沢で切磋琢磨しながら間もなく創業130年。店名は登り竜のように運気が上がる『昇竜昇運』の縁起を担ぎ、『波を起こして登る竜』をイメージしたとか」
 「お出ししているのは厳選した米沢牛だけ。店舗は中央の本店と、気軽に米沢牛が堪能できる金池の分店があります」 その登起波さんが満を持して山形に!

満を持して山形へ

 「7月開業の『ダイワロイネットホテル山形駅前』1階に11月1日、『山形店』をオープンしました。個室4部屋を含め席数は104。100%米沢牛にこだわり、すき焼き、しゃぶしゃぶ、網焼き、ステーキなどが中心メニューです」
 「朝食は宿泊客だけではなく一般の方も大歓迎。米沢牛を使ったカレーは食べ放題、芋煮、シチューなどもご用意してます。地元からのご要望にお応えし先月下旬からはランチも始めました」  「精肉の販売にも力を入れていきます。特におみやげ品や贈答品の豊富な品ぞろえが当社の強み。パッケージにもこだわっているので大切な方への贈り物としてぜひご利用いただきたいです」
――山形店の料理長が凄い人なんですって?
 「ミシュランガイドで三ツ星に輝く京都の日本料理店『菊乃井』で修業を積んだ山辺町出身の方が来てくださって。菊乃井3代目当主の村田吉弘さんは『つや姫』のCMにも出演されていて、なんだかご縁を感じます」 

出足は順調

――山形店の出足はどうなんですか?
 「おかげさまで滑り出しは順調です。米沢は観光客が多く昼が混みますが、山形は観光客だけじゃなく接待でお使いになる方が多いような。人口も多いのでまちが豊かという印象ですね」  
――米沢での生活は?
 「主人と、義母の女将、それに子ども5人の8人で暮らしてます」
――嫁姑問題とか。
 「良好ですよ(笑)」 

週3回は山形に

――米沢にも店があって、子育ても大変そうだから、山形店に出ずっぱりってわけにもいかないよね。
 「通いで週3回は顔を出すようにしています」
――女将さんに会ってみたいって輩(やから)、いっぱい出てくると思うよ(苦笑)