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秋彼岸特集

2021年9月10日
 暑さも落ち着き、秋晴れが気持ちいいこの頃。まもなく秋のお彼岸がやってきます。故人や先祖を想う大切な行事です。「お彼岸」を通じて日本文化を感じてみてはいかがでしょう。
秋彼岸特集

 秋彼岸って? 

 8月のお盆が終わると、9月にはお彼岸がやってきます。彼岸は彼岸会(ひがんえ)ともいい、春分の日、秋分の日を中心に前後3日、合わせて7日間をいいます。この期間に先祖供養を行うわけですが、単に「彼岸」というと春の彼岸をいい、秋の彼岸は「秋彼岸」といいます。
 お盆のように決まった行事や飾りつけはありませんが、一般的には家族でお墓参りに出かけることが多いようです。ただ故人にとって初めて迎えるお彼岸の供養は特に手厚く行います。
 彼岸の入り前までにお仏壇、仏具をきれいにして花や供物をお供えします。

秋彼岸特集

 お盆と秋彼岸の違いは? 

 どちらも仏教行事で、ハイライトはお墓参りですが、お盆はご先祖様の霊が年に1回この世に里帰りする時期と言われ、私たちが故人やご先祖様をお迎えして供養する儀式です。
 それに対してお彼岸は、1年の中であの世(彼岸)とこの世(此岸)が最も近くなる日とされ、年に2回ご先祖様のお墓に私たちから挨拶に行く事を指します。
 お盆もお彼岸どちらも先祖を供養する日となっていますが、内容や意味は違います。

 ぼたもちとおはぎ 

 春彼岸と秋彼岸のお供えに欠かせないのが「ぼたもち」と「おはぎ」。どちらもモチ米とあんこで作る同じものですが、春は牡丹の花にちなんでぼたもち、秋は萩の花にちなんでおはぎと呼ぶようになりました。また小豆の赤色は厄除けの力を持つとされ、邪気を払うと言われてきました。