出羽園(山形市)店舗を全面刷新
2021年8月27日
園芸店で県内最大手の出羽園(山形市)が店舗を全面刷新する。施設の老朽化や、コロナ禍で家にいる時間が増えたことに伴う需要増加に対応するためで、グランドオープンは来年8月を予定している。

漆山にある店舗の敷地面積は約6000平方メートル。従来は巨大なビニールハウスに植物を展示販売していたが、計画では営業を続けながら花鉢や洋ラン、園芸用品などを扱うプラント棟、苗や植木を扱うガーデン棟、生花売場や多目的スペースを備えたフラワー棟の3棟を建設する。
3棟は木造平屋で延べ面積は計930平方メートル。各建物をプロムナードでつなげ、一定の時間を楽しく過ごせる買い物空間とする。駐車場も現在の50台分から62台に拡大する。
同社の佐藤克憲店長は「家で植物に親しみたいというニーズは高まっており、そうした新生活スタイルに応えた店舗づくりを目指していきたい」と話している。