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山形市野草園 フジバカマに花 アサギマダラ間もなく

2021年8月27日
 山形市神尾の野草園で、秋の七草のひとつフジバカマの花が咲き始め、来園者に秋の気配を感じさせている。見ごろを迎えるのは9月に入ってからで、蜜を求めて数千キロの渡りをすることで知られる蝶「アサギマダラ」も飛来してくる。
山形市野草園 フジバカマに花 アサギマダラ間もなく

 古くは万葉集に読まれ、歳時記の秋を代表する季語フジバカマは、茎の先端に直径5ミリほどの淡い赤紫色の花を咲かせる。その蜜を大好物にしているのが夏を北海道や本州北部で暮らし、9~10月にかけて南下の旅に出るアサギマダラ。
 フジバカマが咲き誇る野草園は、南下を前にしたアサギマダラの東北有数の飛来地で、多い日には1日300頭以上が現れることも。細かく羽ばたかずふわふわと飛翔し、人間をあまり恐れないため、親しく触れ合うことができる。
 ちなみに、アサギマダラがどこまで旅をするかといえば、昨年のマーキング調査で蔵王から約2275キロ離れた台湾で発見されたという。
 野草園の入園料は一般300円、高校生以下無料。問い合わせ023-634-4120。